チェスケー・ブジェヨヴィツェの本場ビールとレストラン|在住者が通う5軒
結論
ちょっといいレストランで自家製ビールを飲むならSolnice(ソルニツェ)、ブドヴァルとタタラークならHospůdka Eliška(ホスプートカ・エリシュカ)へ。いろいろなクラフトビールを飲みたいなら、町でいちばん種類が多いKlub malých pivovarů(クループ・マリーフ・ピヴォヴァルー)がおすすめです。
アメリカのビール「バドワイザー」の名前は、この町のドイツ語名「ブドヴァイス(Budweis)」から来ています。町には今も、1895年から続くビール会社「ブドヴァル(Budějovický Budvar)」があります。そんなビールの町に住んでいる私が、実際に通っているお店を紹介します。
町の名前は、チェスケー・ブデヨヴィツェ、チェスケー・ブディェヨヴィツェと書かれることもあります。
先に結論:目的別のおすすめ
| こんなとき | お店 |
|---|---|
| ちょっといいレストランでビールと食事 | Solnice |
| ブドヴァルとタタラークを楽しみたい | Hospůdka Eliška |
| クラフトビールをたくさん試したい・缶で買いたい | Klub malých pivovarů |
| 地元のビアバーでライブを聴きながら | Žíznivá Gumovka |
| 雰囲気のいいカフェバーで1杯 | Široko |
ビールと一緒に食べるなら
Solnice(ソニーツェ)
この町ではとても有名な、きれいめのレストランです。町の中では、ちょっといいお店に入ると思います。ご飯もたくさんあるので、ランチ、ディナーの両方におすすめです。
建物は、1531年に町の穀物倉庫として建てられたゴシックの「ソルニツェ(塩の倉庫)」。それを改装して、2019年にレストランになりました。お店の醸造所でつくったビールが飲めて、ビールは近くの醸造所から地下のパイプで運ばれてきます。
料理では、チェコの定番のおつまみタタラーク(牛肉のタルタル)がおいしかったです。広場や黒い塔からも近いので、観光の日の夕食にぴったりです。写真は、チェコに来て初めて食べたグラーシュ。

Hospůdka Eliška(ホスプートカ・エリシュカ)
私がこの町でいちばん好きなタタラークのお店です。町の中心からは少し離れた、大学の近くにあるレストランで、観光客はあまり来ない場所ですが、ほどよくにぎわっています。
ビールはブドヴァル。定番の「オリジナル」のほか、黒ビールや、黒と金の2色を注ぎ分けた「ジェザネー(řezané)」も飲めます。本場のブドヴァルと、いちばんおいしいタタラークを一緒に楽しむならここです。
絶品のタタラーク。

クラフトビールを飲むなら
ここからの3軒は、ブドヴァルのような大きな会社ではない、小さな醸造所のビールが飲めるお店です。
Klub malých pivovarů(クループ・マリーフ・ピヴォヴァルー)
名前は「小さな醸造所のクラブ」という意味。私が行ったなかでは、この町でいちばん種類が多くクラフトビールを飲めるお店です。ときどきハンバーガー祭りみたいな感じで、ご飯の種類がちょっとだけ変わることがあります。食事のメニューは限定的です。
缶ビールも買えるので、クラフトビールをお土産やホテルで飲む用に買いたい人にもおすすめです。
Žíznivá Gumovka(ジーズニヴァー・グモフカ)
建物の2階にある、地元の人が通うビアバーです。店内はとてもきれい。木曜日には音楽のライブがあって、聴きながらビールが飲めます。
大量生産ではないビールをいろいろ飲みたい人におすすめです。料理は出ないので、夕食のあとの2軒目にどうぞ。ナチョスしかありませんでした。
Široko(シロコ)
チェコらしい古い建物の中で飲める、私が雰囲気の大好きなお店です。アーチ形の天井がこの町らしくて、明かりの具合もちょうどいい。昼はカフェ、夜はバーで、クラフトビールも飲めます。料理はほぼ出ません。
カフェとしての使い方は「チェスケー・ブジェヨヴィツェのカフェ」でも紹介しています。
行く前に知っておくこと
- ビールのサイズ:ふつうは0.5リットル(ヴェルケー/velké)と0.3リットル(マレー/malé)の2つ。何も言わないと0.5リットルが出てくることが多いです
- 注文のしかた:席に座って待てば、店員さんが注文を取りに来ます
- お会計:テーブルで払います。店員さんに「プラチト、プロスィーム(Platit, prosím)」と言えば伝わります
- タタラーク(tatarák):生の牛肉をたたいて味付けした、チェコのビアホールの定番。揚げたパンにニンニクをこすりつけて、のせて食べます
- ブドヴァルとバドワイザー:アメリカのバドワイザーとは別の会社で、味もまったく違います。名前をめぐる争いがあったため、アメリカでは長く「チェコバー(Czechvar)」という名前で売られてきました
ブドヴァルの工場見学については「チェスケー・ブジェヨヴィツェ観光」に書いています。
参考にした資料
2026年10月17日時点で、次の資料で内容を確かめています。