プラハからウィーンへの行き方|電車・バス・車の時間と、両方を回るコツ・見どころ
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結論
プラハからウィーンへは、直通の電車(レイルジェット)で約4時間5分です。2時間おきに1日最大8本走っていて、乗り換えなしで行けます。どちらもシェンゲン協定の国なので国境で審査はありませんが、お金はチェコがコルナ、オーストリアはユーロです。
プラハとウィーンは、旅行でいっしょに回る人がとても多い組み合わせです。電車で4時間ほどなので、日本からの旅行でも両方に寄れます。この記事では、プラハからウィーンへの行き方(電車・バス・車)と、両方を回るときのコツ、ウィーンで外せない見どころをまとめました。
プラハからウィーンまで何時間?
| 行き方 | 時間 | 乗り換え | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 電車(レイルジェット) | 約4時間5分 | なし | ほとんどの人。いちばんおすすめ |
| バス | 便によってちがう(FlixBus の案内では最速約3時間) | なし | 安さを優先したい人 |
| 車 | — | — | レンタカーで周りの町にも寄りたい人 |
電車の時間はチェコ鉄道(ČD)の発表、バスの時間は FlixBus の案内によります(2026年10月時点)。値段は買う日や時期で大きく変わるので、それぞれの公式サイトで確かめてください。
電車(レイルジェット)で行くには?
いちばんおすすめは、チェコ鉄道(ČD)とオーストリア連邦鉄道(ÖBB)がいっしょに走らせている「レイルジェット(Railjet)」です。 チェコ鉄道によると、プラハ〜ウィーンは約4時間5分で、2時間おきに1日最大8本走っています。下で説明する、Omioで予約するのがおすすめ、というか私はそうしています。
- プラハの駅:プラハ本駅(Praha hlavní nádraží)
- ウィーンの駅:ウィーン中央駅(Wien Hauptbahnhof)
- 途中の主な駅:パルドゥビツェ、ブルノ、ブジェツラフなど
- 車内:食堂車があり、子ども向けの映画のコーナーがある車両もあります
チェコ第2の都市ブルノからウィーンまでは約1時間27分です。プラハ → ブルノ → ウィーンと、途中でブルノに1泊する回り方もできます。
切符は、チェコ鉄道(ČD)かオーストリア連邦鉄道(ÖBB)の公式サイト・アプリで買えます。早めに買うと安くなることが多いです。
わたしはこのOmioという国際電車やバスに便利なサイトでいつもオーストリアに行っています。
実際の予約画面はこんな感じ。画面はわかりやすいし、日本語も使えるのでおすすめです!


南ボヘミアからウィーンへ
チェスキー・クルムロフやチェスケー・ブジェヨヴィツェのある南ボヘミアからは、プラハを通らずにウィーンへ向かう道もあります。チェコ鉄道によると、ターボル(Tábor)からオーストリアのグミュント(Gmünd)を通ってウィーン・フランツ・ヨーゼフ駅(Wien FJB)まで行く直通の電車が、1日2本あります。
またオーストリアの都市のリンツで乗り換えをすることもできます。私はそちらのほうが便利だと感じています。
バスで行くには?
FlixBus などのバス会社が、プラハとウィーンを結ぶ直通のバスを走らせています。FlixBus の案内では、プラハからウィーンへは1日26便あります(2026年10月時点)。
- プラハの乗り場:フローレンツ・バスターミナル(Florenc)、プラハ本駅など
- ウィーンの降り場:ウィーン中央駅、エルトベルク(Erdberg)など
便によって乗り場と時間がちがうので、予約するときに確かめましょう。
旅行でプラハとウィーンを両方回るコツは?
国境の審査はない:チェコもオーストリアもシェンゲン協定の国なので、ふつうは国境でパスポートの審査はありません。ただし、パスポートは必ず持ち歩きましょう。
お金がちがう:オーストリアはユーロ、チェコはEUに入っていてもユーロではなくコルナです(外務省の基礎データにも掲載されています)。タッチ決済のカードがあれば、両方の国でほとんど困りません。
言葉がちがう:オーストリアはドイツ語、チェコはチェコ語です。観光地ではどちらも英語が通じることが多いです。
順番はどちらからでもよい:日本からの飛行機がどちらに着くかで決めると、むだがありません。帰りの飛行機の町で最後の夜を過ごすと安心です。
日数の目安:プラハに2〜3泊、ウィーンに2〜3泊あると、それぞれの主な見どころを回れます。移動は片道半日なので、移動日の午後から観光するつもりで組みましょう。
ウィーンで何を見る?
ウィーンは、ハプスブルク家の都として栄えた町です。中心部は「ウィーン歴史地区」として2001年に、郊外のシェーンブルン宮殿と庭園は1996年に、ユネスコの世界遺産に登録されています。
| 見どころ | どんなところ | |
|---|---|---|
| シュテファン大聖堂 | 町の真ん中に立つ大聖堂。ユネスコによると14〜15世紀の建物 | |
| シェーンブルン宮殿 | ハプスブルク家の夏の離宮。宮殿と庭園が世界遺産 | |
| ベルヴェデーレ宮殿(上宮) | クリムトの「接吻」(1907〜08年)が見られる美術館 | |
| ホーフブルク(王宮) | ハプスブルク家が住んだ王宮。旧市街の中にある | |
| ウィーン国立歌劇場 | オペラの劇場。旧市街の南の入口にある |
シュテファン大聖堂・ホーフブルク・国立歌劇場は旧市街の中にあり、歩いて回れます。シェーンブルン宮殿は少し離れているので、半日みておくと安心です。
ほかの町とも組み合わせられる?
- ブラチスラバ(スロバキア):ウィーンからとても近く、プラハ → ブルノ → ブラチスラバ → ウィーンと回る人もいます。スロバキアについては「チェコとスロバキアの違いは?」にまとめています
- ブダペスト(ハンガリー):プラハ・ウィーン・ブダペストの3都市を回る旅行も人気です
- チェスキー・クルムロフ:南ボヘミアの世界遺産の町。ウィーンへ向かう途中に寄るなら「チェスキー・クルムロフ観光モデルコース」をどうぞ
電車やバスの時間は、季節や工事で変わることがあります。行く前に、それぞれの公式サイトで確認してください。
まとめ
- プラハからウィーンへは、直通の電車(レイルジェット)で約4時間5分
- 電車は2時間おきに1日最大8本。プラハ本駅からウィーン中央駅まで乗り換えなし
- 安く行くならバス、周りの町にも寄るなら車(高速道路の通行券が必要)
- 国境の審査はないが、お金はチェコがコルナ、オーストリアはユーロ
- それぞれ2〜3泊あると、両方の主な見どころを回れる
- ウィーンの中心部とシェーンブルン宮殿は、どちらも世界遺産
参考にした資料
2026年10月21日時点で、次の資料で内容を確かめています。
- チェコ鉄道(ČD)「10 let railjetu」(英語)
- 外務省「オーストリア共和国 基礎データ」
- 外務省「チェコ共和国 基礎データ」
- ユネスコ世界遺産センター「Historic Centre of Vienna」(英語)
- ユネスコ世界遺産センター「Palace and Gardens of Schönbrunn」(英語)
- ベルヴェデーレ美術館「The Kiss by Gustav Klimt」(英語)
- FlixBus「Bus from Prague to Vienna」(英語)
- ASFINAG「Vignette」(英語。オーストリアの高速道路の通行券)
- チェコ交通省「Electronic vignette」(英語。チェコの高速道路の電子通行券)